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拾った子猫は寂しさからあんなことを

行きつけのバーにふらっとでかけたら目の覚めるような美女が一人

 僕は36歳、自営業です。行きつけのバーにふらっとでかけたら目の覚めるような美女が一人でいたのです。ちらちらと見ていたら、捨てられた子猫のような目をしてこちらを見てきました。思いきって「よくこられるんですか?」と声をかけました。すると「うん、よく来てるよ」と答えてくれました。ものすごい量を飲んでいましたが、気づくともう消えていました。あれから彼女のことがとても気になってバーに頻繁にいくように。来る日も来る日も会えず、がっかりしていたら「こんばんはー」と彼女が来店しました。中年男がドキドキとうるさい胸の音を隠そうと必死になっていたら彼女が「また会ったね」と覗き込んできました。顔が真っ赤だったと思います。僕のとなりに座った彼女は、仕事の悩みなど話してくれました。もう会社を辞めたいと目は潤んでいました。もうどうなってもいいから気持ちを伝えたくて、また会ってほしいと伝えました。驚いていましたが、友達からねと笑顔でオッケーをくれました。何か月かしてから付き合うことになり、それから2年たって結婚しました。

彼女のようなキャリアもある美女が結婚してくれたのは僕がお金をそこそこ持っているからで、それがないなら僕なんて価値がないとわかっています。だからこそ、仕事をがんばる日々でした。彼女も金融関係の仕事を続けていたので、お互い多忙で新婚なのに全然かまっていないなと思ってはいました。ある日、彼女がお風呂に入っている間に携帯が鳴り、画面に「客 №12」と表示が。客?いや、彼女は接客部門にはいないのです。お風呂まで「客12って人から電話だけどー」と言いに行くと彼女が顔面蒼白になり「えっとえっと」と嘘をつくときの表情をしたので、正直に話すよう強く言いました。彼女は終始うつむきながら話しはじめました。公序良俗に反するような客であることと、その客が14人いて金儲け半分、趣味半分でやっていたということ。なぜ14人かというと2週間に1回だからと。彼女を養っていこうと思うあまりに、それが裏目に出て彼女に全くかまっていなかった僕。彼女を責めることはできなかったのです。彼女は、今後絶対にしないと約束してくれました。それを信じてやり直そうと思っています。

DATE:2016/09/10

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